"惨め”は”宝物”
過去をさかのぼれば、自分を
惨め
恥ずかしい
と思ってきた。
だから、こんな人生で私は可哀想だし、ツイテない。
生まれてくる場所間違えた。と何回も何回も何百回もこの人生できっと思った。
だから、そんな惨めで恥ずかしい自分を早く脱したくて、そんなイメージを脱色したくて頑張ってきた。
色んな事頑張った。今思えばその活力・エネルギーは若さなのか。すごかった。
ダイエット
資格を取るための勉強
そのために何百万の借金さえも惜しくなかった。
借金として、今現在も手元に残っているけれど
その惨めで恥ずかしい自分からおさらばできる保証が
あると思っていた未来。
現在は?
まだ惨めで恥ずかしい自分のままで。
だから、苦しくて。
でも、不思議とその借金に対しては、恥ずかしいとも惨めとも思えなくて。
そこには頑張った証があるから?
でも、そんな惨めな気持ちこそ宝物だよ。
と教えてくれた人がいた。
ガーンと頭を打たれた気分だった。
私、今まで真逆のことしてたわ。
自分を愛するをテーマに3~4年頑張ってきたけど
その3~4年で一番忘れていたこと。
むしろ見たくなくて、蔑ろにしてたこと。
ドロドロの見たくないもの。
そんな私が宝物だなんて?
それが分かった瞬間泣けた。
嬉しかった。
やっと私が私を見つけた感じ。
ずっとそんな自分が怖くて、見て見ぬふりどころか
バケツにふたをして
そのバケツを紐で縛って
さらにロックして
上からバスタオルをかえて
ゴミ袋で何重にも縛って
押し入れの奥の方に入れていた私。
親に愛されなかった私
お金持ちじゃなかった私
おもしろくなかった私
もてなかった私
振られた私
捨てられた私
おかんを笑顔にできなかった私
必要とされなかった私
何も取り柄がなかった私
冷たい態度をとられた私
叱られた私
1位になれなかった私
人気者になれなかった私
なめられた私
を一日でも早く卒業したくて、頑張ってきた私。
でも、そのエネルギーがあったから私は今まで頑張ってこれた。
私、すごいよ。すごいじゃん。